メラニンケア（ローマピンク）で、肌本来のピンク色へ。
メラニンケアとは
メラニンケアとは、肌の色素沈着の原因となるメラニン色素にアプローチし、肌本来の自然な色調を取り戻すための美容施術です。特に唇や乳輪・乳頭、デリケートゾーンなど、色素沈着が起こりやすい部位のお悩みに対して効果的な施術方法として注目されています。
従来の美白ケアとは異なり、メラニンケアは表皮層に蓄積したメラニン色素を除去することで、内側から自然なピンク色を引き出します。当院では、先進的なメラニンケア施術「ローマピンク」を導入しており、効果的で安全性の高い施術を提供しています。
ローマピンクとは
ローマピンクは、2024年頃から美容大国である韓国で人気となり、その後、日本にも導入された先進的なメラニンケアの施術方法です。使用される成分はアメリカFDA（食品医薬品局）で安全性が確認された、100％植物由来の原料が用いられています。
レーザーや針を使用しないため、ダウンタイムや痛みが少なく、乳輪・乳頭やリップといった敏感な部位にも安全に施術できます。神戸のLaLa Beauty Clinicでは、お客様一人ひとりの肌質や状態に合わせて、安全性と効果のバランスを重視して、ローマピンク施術を行っています。
ローマピンクの効果
ローマピンクの主な効果は、メラニンの排出と生成抑制の両面から、皮膚の黒ずみ（色素沈着）を改善することです。
専用のセラムをLEDライトで活性化させることで、くすみや黒ずみの原因となるメラニン色素を浮き上がらせ、施術後数日で自然な剥離を促します。この過程により、肌本来の明るく透明感のある色調が現れ、唇やデリケートゾーンは自然なピンク色へ、脇や膝などの色素沈着部位はくすみのない肌へと導かれます。
1回の施術で効果を実感できることが多く、施術後の専用アフターケアクリームの使用により、個人差はありますが効果が2～3年間持続するとされています。
ローマピンクの成分
ローマピンクに使用される成分は、100％植物由来で化学成分は無添加です。主な成分とその効果は下記の通りです。
アルブチン
コケモモや梨などに含まれる天然由来の美白成分です。メラニンを作る酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害し、色素沈着を防ぎます。
アボカド
ビタミンEやオレイン酸を豊富に含み、優れた保湿効果で施術後の肌を乾燥から守ります。強力な抗酸化作用により活性酸素を除去し、肌の炎症を防ぎながら、健康的な肌環境を整えます。
ザクロ
エラグ酸などのポリフェノールが豊富で、メラニン生成を抑制する効果があります。抗酸化作用も高く、肌の老化を防ぎながら、長年の色素沈着に対しても継続的な改善効果が期待できる成分です。
カモミール
アズレンやビサボロールといった抗炎症成分を含み、施術後の肌を鎮静化します。赤みやヒリつきを抑え、敏感な肌を穏やかに整えながら、肌の回復をサポートする成分です。
ビタミンC
アメラニンの生成を抑制し、既存のメラニンを還元して無色化する美白成分です。コラーゲンの産生も促進し、抗酸化作用で透明感のある明るい肌に導きます。
ヒアルロン酸
施術後の肌の保湿を行い、乾燥から守りながら、肌のターンオーバーを正常化してメラニンの排出を促します。
ナイアシンアミド（ビタミンB3）
メラニンの表皮への輸送を抑制し、色素沈着を防ぐ成分です。セラミドの生成を促進して肌のバリア機能を強化し、くすみを改善して均一なトーンの肌へと整えます。
ローマピンクのメリット
1回の施術で効果を実感
従来のメラニン除去施術は何度も来院する必要がありましたが、ローマピンクは1回の施術でメラニン除去効果が期待できます。多くの方が初回施術後から肌の明るさの変化を実感されており、忙しい方にも最適です。ただし、仕上がりの完成までには、3か月のアフターケアが必要となります。
痛みをほとんど感じない
レーザーや針を使わない施術なので、痛みはほとんどありません。部位によってはヒリヒリ感を感じることがありますが、多くの方が「熱さを感じる程度」とおっしゃいます。痛みに敏感な方でも安心して受けられるのが大きな特徴です。
ダウンタイムが短い
施術後1～2週間程度で古い角質の剥離が見られますが、赤みや痛みは軽度で、日常生活に大きな支障はありません。施術後6時間は施術部位を濡らさないよう注意が必要ですが、従来の施術と比較すると格段に短いダウンタイムで済みます。
持続期間が長い
専用のアフターケアクリームを使用することで、効果は2～3年間持続するとされています。レーザー治療などでは1年程度で再び黒ずんでしまう可能性がありますが、ローマピンクは長期的な効果が期待できます。
ローマピンクのデメリット
アフターケアが必要になる
施術後3か月間は、専用クリームを1日2回塗布する必要があります。また、その後も週3～4回の継続使用が推奨されています。施術後のアフターケアが効果の持続に大きく影響するため、このケアを怠ると思うような効果が得られない可能性があります。
皮剥けが生じる
施術後1～2週間程度で、施術部位の古い角質が剥離する「皮剥け」が生じます。これはメラニンが排出されている正常な反応ですが、見た目が気になる期間があることを理解しておく必要があります。剥がれかけた角質を無理に取ると色素沈着の原因になるため、自然に剥がれるのを待つようにしてください。
最終的な仕上がりまで時間がかかる
施術直後から効果は現れますが、最終的な仕上がりまでには2～4週間、さらにアフターケアの3か月間で完成形に近づきます。そのため、即効性を求める方には向かない場合があります。余裕を持ったスケジュールで施術を受けることをおすすめします。
1回の施術で十分な効果が得られない場合がある
ローマピンクはメラニン因子に反応する美容施術です。メラニン因子が活性化する要因には個人差があるため、1回の施術では十分な効果を得られないケースがあります。その場合は、2回目の施術を受けていただくことが推奨されています。
ローマピンクの症例写真
乳輪・乳頭
リップ
ローマピンクとアートメイクの違い
| ローマピンク | アートメイク | |
|---|---|---|
| 目的 | メラニンを除去し、肌本来の色を取り戻す | 色素を注入して理想の色を作り出す |
| 方法 | 植物由来セラム塗布＋LED照射 | 専用針で色素を皮膚に注入 |
| 持続期間 | 約2～3年（アフターケア含む） | 半年～2年程度 |
| 施術回数 | 原則1回＋アフターケア | 定期的なリタッチが必要 |
| 仕上がり | 肌の自然なピンク色 | 好みの色に調整可能 |
| 痛み | ほとんどなし | 軽度～中程度（麻酔クリームを使用） |
| ダウンタイム | 皮むけなど1～2週間 | 腫れや赤み、かさぶたなど |
ローマピンクの料金（税込み）
ローマピンクの料金は下記のとおりです。施術料に加えて、アフターケアクリーム3本分（3ヵ月分）の金額が含まれています。
| 施術部位 | 通常料金 | モニター料金 |
|---|---|---|
| 乳輪・乳頭 | 220,000円 | 132,000円 |
| リップ | 165,000円 | 99,000円 |
モニター価格でのご案内条件
・施術から1ヵ月後に、改めてご来院いただき、施術状態を確認させていただくことが可能な方
・SNSなどに施術部位の写真・動画の掲載が可能な方
ローマピンクの予約から施術までの流れ
LINEでご予約
LINEから簡単にご予約いただけます。事前の質問やご相談もLINEでお気軽にお問い合わせください。
ご来院
問診票へのご記入、施術にあたっての重要事項のご説明、お肌に関するヒアリングなどを行います。
カウンセリング
ご希望の色味や肌の色に関するお悩みを丁寧にお伺いします。アフターケアに関するご説明も行います。
施術
カウンセリング後、施術を開始します。黒ずみが気になる部位に専用のセラムを塗布し、LEDライトを照射します。施術時間は部位により異なりますが、30分程度です。施術後は拭き取り消毒を行い、専用のアフタークリームを塗布します。
お会計
施術の完了後、受付にてお会計していただきます。
ローマピンクの注意事項
施術を受けられない方
- 妊娠中・授乳中の方（授乳終了後3か月経過後から施術可能）
- 成分アレルギー（ザクロ・アボカド）のある方
- 重度の敏感肌・アトピー肌、皮膚疾患の方
- 施術部位に傷や炎症、湿疹、ヘルペスがある方
- 光線過敏症の方
- 1か月以内に施術部位の整形手術を受けた方
施術前の注意事項
施術前の日焼け、ハイドロキノンやレチノール配合のスキンケアは避けてください。施術前日の飲酒は控え、十分な睡眠をとってご来院ください。
施術後の注意事項
- 施術後6時間は施術部位を濡らさないでください。
- 施術部位への洗顔料やボディソープの使用は2～3日間は控えてください。
- 唇へのメイクは1週間程度控えてください。
- 皮むけ時はワセリンで保護し、無理に剥がさないでください。
- 1ヵ月間は直射日光を長時間浴びることを避け、外出時は日焼け止めを使用してください。
- 激しい運動やサウナ、温泉、プールは1週間ほど控えてください。
- 専用のアフタークリームを指示通りに塗布してください。
施術後3日目頃に、一時的に色味が濃く見えることがありますが、これはメラニンが排出されている正常な過程です。角質が形成されている間は、ワセリンで保湿をしつつ、専用のアフターケアクリームの使用は控えてください。
よくある質問
1回目の施術後から色味の変化を感じられる方が多いですが、仕上がりの完成には2〜4週間程度かかります。アフターケアクリームの塗布を継続することが大切です。なお、効果の現れ方や持続期間には個人差があります。
個人差はありますが、効果は約2〜3年持続するとされています。施術後の3ヵ月間はアフタークリームを1日に2回、それ以降も週に3〜4回塗布することで、より長くお肌本来の自然なピンク色を維持することができます。
監修者情報
折井 久弥
医師・医学博士
東京医科歯科大学（現：東京科学大学）卒業
日本整形外科学会 専門医